2026年7月16日、瞬-matataki-さまにて、ちとせアカデミーの一環で株式会社ちとせ研究所 主席研究員の原田大士朗博士(工学)をお招きし、「食品表示で選ぶ添加物との付き合い方」をテーマとした講座を開催しました。

【ちとせアカデミーとは】
ちとせアカデミーは、日常生活で生まれる疑問や悩みを解決するため、ちとせの博士陣が最新の科学知見を活用して、役立つ情報をお届けする場です。「腸内細菌と健康の関係」や「持続可能な環境への取り組み」といったテーマをキーワードに、信頼性の高いエビデンスに基づいてわかりやすく解説します。
食や健康に関わるお仕事をされている3名の方にご参加いただきました。
【⚪︎⚪︎”不使用”だから良いわけではない】
たとえば保存料はカビや細菌の増殖を抑えて食品の腐敗を防ぐことで食中毒のリスクを減らす働きがあり、食品にとって大切な働きをしています。保存料不使用と表パッケージに書かれていても、保存機能を持つ別の物質が使われているケースもあります。大切なのは、過度に「不使用」「無添加」といった表示を意識しすぎず、何が使われていないのか?を確認し、食品表示の原材料名を確認することだと教えてくださいました。
【超加工食品にも要注意】
現在は食品添加物はかなり厳しく制限されています。実は食品添加物単体ではなく、超加工食品の方が健康リスクが高いことがわかってきました。超加工食品には、インスタント麺、菓子パン、ハム・ソーセージ、清涼飲料、スナック菓子が含まれます。超加工食品は、毎食ではなく週の頻度で管理することが大切だと教えてくださいました。
講義のあとはフリータイムで、原田先生に質問をしながらお茶と和菓子をいただきました。

メニューには、私の夫の家業である(株)鈴鹿の七樹 の抹茶を使った練り切りも作っていただき、美味しくいただきました。
原田先生の会社の事業である藻類は、鉄やたんぱく質、その他栄養素も豊富に含まれているスーパーフード(スピルリナ)としてだけではなく、今問題になっているナフサや石油の代替にもなり、環境と健康に良い素材だということも教えていただきました。

【参加者からのご質問】
・「国産」と「国内産」表示の違いについて気になっています。この違いはあるのでしょうか。
→国産は国内産を短縮して表しており、国産=国内産と思って良いです。似た言葉で「国内製造」という言葉もありますが、こちらは日本で製造されているものを示す言葉ですが、必ずしも原料が国産であるとは限りません。
・添加物を完全に避けることは無理だと思うので、排出するのにどんな方法がありますか?
→基本的に現在日本で蓄積される添加物というのは一般に使用されていません。重要なのは腸と肝臓の機能を高めることです。そのためには、暴飲暴食をしないこと。そしてお酒の飲み過ぎは肝臓に負担をかけるので要注意です。その上で、適度なたんぱく質、ビタミンB群、ミネラル類をしっかり摂りましょう。
講座終了後には
「食については学んでいたけれど、最新情報を教えていただいてアップデートできてよかった」
「あれはダメで、これは正しいというような情報ではなく、ニュートラルな立場で話してくれる講座でよかった」
「たくさん情報がある状況だからこそ、信頼できる情報をとっていきたいと思った」といった感想をいただきました。
今後もこのようなみなさんのお役にたてるセミナーやイベントの企画をしていこうと思います。


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